白紙を埋める言葉

今日はshinbiで福永信さんのワークショップに参加しました。

内容は2日で1つ、小説を書いてみるというもの。

僕は2年程前にも福永さんのワークショップに参加したことがあり、

その時に「名曲喫茶 ピアニシモ」という文章を書いたのですが、

福永さんがそれを覚えていてくれて、

「ああ、喫茶店の平野さん」と声を掛けてくれたのが嬉しかったです。

福永さんのワークショップはとても面白いです。

まず、周りの人達と筆談をして、終わってからそれを声に出して読みます。

それから自分の前に座る人を見ながら肖像文を書きます。

僕の前に座る方はとても上品そうな女性だったのですが、

右手の小指で鼻を掻かれたり、

文章を書いている紙を押さえるのにそえられた左手の中指、薬指、小指が

ぴんと伸びていたりと、

肖像文を書いていると、なんだか面白い事にたくさん気付きました。

今回のワークショップでは、その肖像文を集めて、ランダムに配っていき

自分のところに配られた他人が書いた肖像文を基に文章を書き、

明日発表します。

みんなどんな感じになるのかとても楽しみです。