あきらめる

この間、etwの搬出の時、

終わってから店長さんが珈琲を出してくれて、

それを頂きつつ、ゆっくりとしました。

撤収の前日に、お客さんが連射数(※1)を競うおもちゃを店に持って来はったらしく

その日の夜はわりとお客さんも少なく、ひまだったようで、静かな店内に

かたかたかたかた、と連射の音が響いていたそうなのですが

そこから話題は小さい頃していたファミコンのソフトへといき、

たまちゃんは小さい頃、スーパーマリオ(※2)をしていたけど、

どうしても2面をクリアできず、もうあきらめてしまって、

車のゲームを始めたらしいのですが、その車のゲームというのが

一本道を車で走り、たまに道に羊とかが出てくるので、それに気をつける、

というゲームだったそうで、その随分と牧歌的なゲームのタイトルが

とても気になったのだけど、たまちゃんも忘れてしまっていて、

今もってまだ気になったままです。

結局たまちゃんはその牧歌的なゲームもクリア出来ず、

あきらめてしまったそうなのですが、

その、あきらめる、とスーパーマリオを、あきらめる、

というのはすこしちがった意味合いの気がしていて、

牧歌的なゲームをあきらめる、は

ゲーム上で一本道を横断していて、車に轢かれてしまって

道に横たわっている、デジタル羊が表情に浮かべた、あきらめる、

と近いものがあるのではないかと思いました。


※1 連射数
ファミコンのA、Bボタンを連続して射る。
そのカリスマが高橋名人というお人好しそうな中年だったと思う。
でも、なんかドーピング疑惑とかもあったんじゃなかったかしら。

※2 スーパーマリオ
この間、中一の従兄弟に「マリオって何歳ぐらいやろ?」って聞いたら
「42,3と違うかなあ」と言っていた。